2021年 東京オリンピック・パラリンピック
2021年7月、8月に開催される東京オリンピック・パラリンピック。それに伴い、岐阜市でも大会を盛り上げる取り組みを行っています。
岐阜市のホストタウン相手国に注目!
ホストタウンとは、東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、参加国や参加地域との人的・経済的・文化的な相互交流を図る自治体を、内閣官房が登録するものです。岐阜市は、スロバキア共和国、カナダ、コートジボワール共和国の3カ国を相手国としてホストタウンに登録されており、各国を応援するためにさまざまな交流を行っています。相手国が得意とする競技にもぜひ注目して応援しましょう!
スロバキア共和国
面積:約4.9万k㎡
人口:約544万人
首都:ブラチスラバ
【注目競技】
・卓球(オリンピック/パラリンピック)
・空手(オリンピック)
・ボッチャ(パラリンピック)
スロバキアの卓球選手との交流
カナダ
面積:約998.5万k㎡
人口:約3,650万人
首都:オタワ
【注目競技】
・陸上競技(オリンピック/パラリンピック)
カナダのやり投げ選手との交流
コートジボワール共和国
面積:約32.2万k㎡
人口:約2,429万人
首都:ヤムスクロ
【注目競技】
・テコンドー(オリンピック)
岐阜市ゆかりの選手を応援しよう!
岐阜市では、国際大会に出場し、東京オリンピック・パラリンピックにおいて活躍することが期待できる岐阜市にゆかりのある選手を強化指定選手に認定し、選手の健康管理や体力維持、競技力向上に向け積極的に支援しています。みんなで岐阜市ゆかりの選手に、熱い応援を届けましょう。
ヤーン・リアポシュさんプロフィール
パラリンピック卓球(車いす)の金メダリスト。1968年生まれ。アトランタ、シドニー、アテネ、北京、ロンドン、リオデジャネイロのパラリンピックに出場し、個人・団体で金4個、銀1個のメダルを獲得。2002年からスロバキア障がい者スポーツ協会会長、2003年からスロバキアパラリンピック委員会会長を務める。
ホストタウン交流事業で訪れた岐阜市の印象は?
オリンピック・パラリンピックに対する熱意を身近に感じました。交流事業はとても素晴らしい経験で、特に子どもたちがスロバキアやボッチャに興味を持ってくれたことが嬉しかったです。また、岐阜市は美しいまちで、観光客には歴史の深さも魅力だと思います。
スロバキアはどんな国ですか?
スロバキアは中欧の小さな国ですが、訪れた方の好みに合うところが必ずあると思います。特に首都ブラチスラバは国際空港のあるウィーンからも非常に近く、おすすめの場所です。また、スロバキアは多様性があり、自然も多いので、さまざまなスポーツをしたり、旅行をしたりするのに最適です。岐阜市の皆さんにぜひお越しいただきたいですね。
スロバキアのパラリンピック競技の見どころを教えてください。
現在は選考途中ですが、おそらくボッチャのほか、陸上、水泳、自転車、アーチェリー、射撃、馬術、パワーリフティング、卓球、車いすテニス、テコンドーなどの競技で、約40名の選手が東京パラリンピックに参加できるのではないかと考えています。スロバキアの選手がメダルを獲得することで、見ていただいた方に競技を魅力的に感じてもらえたらと思います。スロバキアは2016年のリオデジャネイロパラリンピックで11個のメダルを獲得しましたが、東京パラリンピックでは、岐阜市の方に応援していただいて、さらに多くのメダルを獲得できたらと思います。
※インタビューは2019年8月時点のものです
投稿日:2020.01.09 最終更新日:2023.12.07