💡小ネタ
岐阜のモーニング文化
岐阜は愛知県に並び、喫茶店文化が根付いています。一般的なパンとコーヒーだけでなく、うどんや茶碗蒸しなど、お店ごとに工夫を凝らしたユニークなモーニングが楽しめるのも魅力。旅の始まりに、ぜひ地元の朝食文化を体験してみてください。
今回ご紹介するのは、歴史と新しい文化が交差する「岐阜城城下町エリア」を満喫する1DAY女子旅。
地元岐阜に住む大学生のサユリさんと、同い年の友人アケミさんが、
シェアサイクル「Gifu-ride」を使って、岐阜城下町エリアをゆったりとめぐります。
岐阜市の魅力がギュッと詰まった、心ときめく旅のスタートです!
サユリさん (↑写真左)
岐阜市在住で、愛知県内の大学に通う大学生。今回は、同い年の友人アケミさんを、岐阜城城下町めぐりに誘ってくれた。
アケミさん (↑写真右)
各務原市に住む大学生。普段は名古屋周辺に出かけることが多く、岐阜城楽市や川原町を訪れるのは今回が初めて。

EETOKOTANTO GIFU!
旅の始まりは、岐阜公園内に2025年4月26日にグランドオープンしたばかりの注目スポット「岐阜城楽市」です。

このエリアは、織田信長公がこの地で始めた革新的な経済政策「楽市楽座」をイメージして誕生。色とりどりの絵のぼりが飾られ、当時の城下町を散策しているような気分になります。木造平屋建ての建物7棟が並び、食べ歩きグルメや地元の文化を感じられるお店など、全11店舗が軒を連ねています。

まずは、和食レストラン「四季彩うどん 華きんとん」さんへ。こちらで楽しめるのは、岐阜ならではの文化と食を組み合わせた「提灯モーニングセット」です。
朝の胃に優しい透き通った出汁のすましうどんに、愛知・岐阜エリアの定番小倉トースト、茶碗蒸し、フルーツまで付いてくる 。天井から吊るされた美しい岐阜提灯 を眺めながら、ゆったりと朝の時間を過ごせます。
「朝から美味しいものを食べて幸せ!」とサユリさん。

💡小ネタ
岐阜は愛知県に並び、喫茶店文化が根付いています。一般的なパンとコーヒーだけでなく、うどんや茶碗蒸しなど、お店ごとに工夫を凝らしたユニークなモーニングが楽しめるのも魅力。旅の始まりに、ぜひ地元の朝食文化を体験してみてください。

腹ごしらえの後は、楽市をぶらり。食べ歩きグルメが充実しているのも「岐阜城楽市」の魅力です。
アケミさんが気になったのは、フルーツキャンディー専門店「Fruits Candy ar.」。季節ごとに様々なフルーツを飴コーティングした、カラフルで写真映え抜群のスイーツが並びます。
「井ノ口珈琲焙煎所」では、テイクアウト可能なクリームソーダやコーヒーをチョイス。長良川や金華山をイメージした爽やかな青や黄色のクリームソーダは、片手に持って楽市を歩けば、最高のフォトアイテムになります。


自社製麺所で作るこだわりのうどんと、出汁が香るおこわ、色とりどりのお惣菜が人気の和食レストラン。岐阜県産の提灯を飾った店内でゆったりと食事を楽しむことができる。

岐阜の古い地名である「井ノ口」。この岐阜の地でおいしい珈琲を楽しんでいただきたいという思いで誕生した井ノ口珈琲焙煎所によるテイクアウト&イートイン融合型の店舗。

自社農園で丹精込めて育てたコシヒカリを使い、五平餅やおにぎり、昔ながらのお弁当を提供する農家直営のテイクアウト専門店。金華山のふもとに新たな味わいを届ける。

岐阜中華そば・奥美濃古地鶏ケイちゃん丼、きしめん・味噌かつ丼、鳥羽答志島産の釜揚しらす丼・伊勢茶使用の茶そばセットなど、愛知・岐阜・三重の名物を提供する食堂。

岐阜・柳ケ瀬発祥の店舗。岐阜のソウルスイーツ・縁起の良いだるま型「起き上り最中」を中心に、 岐阜県下のブランド菓子・土産菓子・加工食品・地酒などの商品を提供する。

戦国時代の茶店を再現したカフェ。カフェメニューはもちろん、土窯で炊き上げるごはんやコトコト煮込んだどて煮、炭火の囲炉裏で焼き上げた干物などの和食を提供している。

国内外の観光客に向け、文化や歴史を感じられる “カワイイ”商品を提供するお土産店。ここでしか出会えない商品と思い出を生み出し、日本の“カワイイ文化”を世界へ発信する。

「お客さまとの笑顔のキャッチボール」をめざし、飛騨牛握り寿司やいろいろな部位を使った牛串を提供している食肉卸の直営店。

季節ごとに旬の果物を厳選したフルーツ飴は、薄くコーティングした飴のパリパリ感が魅力。6種類のフレーバーがあるりんご飴など、気分に合わせて味を選ぶことができる。

創業1804年、老舗養蜂問屋が手がけるはちみつ専門店「秋田屋」初のリアル店舗。各種のはちみつや、SNSで話題のはちみつバター、はちみつを使ったスイーツなどをご用意。
楽市の賑わいを楽しんだ後は、歴史に深く触れる時間。信長公の「居館跡」へ向かいます。

冠木門をくぐり、緑に囲まれた一帯を歩くと、信長公がこの地を治めていた当時の雰囲気を感じることができます。居館跡は、岩盤を加工した庭園や巨石を使用した石垣 が壮大で、目の前で見るとかなりの迫力です。
信長公はこの居館を、公家や商人、大名をもてなす迎賓館として活用し、宣教師ルイス・フロイスに「地上の楽園」のようであったと記させたほどの場所です。起伏のある道を歩きながら、天下統一を夢見た信長公の「おもてなしの心」に思いを馳せてみましょう。


TOPIC
居館跡では冬季イベントを開催!
後編では、旅の舞台を「川原町エリア」に移し、
日本三大仏の一つ「岐阜大仏」や、イサム・ノグチ氏のアートが光る文化施設など、
さらにディープな岐阜の魅力に迫ります!