長良・川原町エリアをめぐる
創業150年余の歴史を誇る老舗旅館「十八楼」の「蔵の湯」
金華山の麓、長良川沿いに7軒の旅館やホテルが立ち並ぶ「長良川温泉」。鉄分を多く含む茶褐色の湯が、体を芯から温めてくれます。平成29年には「温泉総選挙2017 女子旅部門」で全国1位を獲得、「にっぽんの温泉100選」にも8年連続で選ばれている名湯です。また、長良川温泉の旅館やホテルでは、薬草と地域の特産物を取り入れた薬膳料理「美濃薬膳」の提供にも力を入れており、美濃薬膳士の認定を受けた料理人たちが生み出す地産地消の料理の数々が味わえます。
周辺では「ぎふ長良川の鵜飼」の観覧や川原町の散策、斎藤道三公や織田信長公ゆかりの岐阜城の観光なども楽しめます。ゆっくりと長良川温泉に浸かり、心も身体も解きほぐされてみませんか。
岐阜長良川温泉旅館協同組合
【住所】岐阜市長良福光2610-4
【電話番号】058-297-2122
【URL】http://nagaragawa.org/
“鵜飼の里”として知られる長良川右岸の鵜飼屋地区。この地域に住む有志らが「長良川を近くに感じながら、もっと岐阜を楽しむ場所を作ろう」と、元材木倉庫をリノベーションし、令和元年5月にオープンした「&n」。広々とした3階建ての建物には、カフェバーや居酒屋をはじめ、花屋やアンティーク家具屋、川漁師が営む川魚直売所、現代美術家のアトリエなどが入っています。
また、サーフボードの上に立ち、パドルを漕いで川面を進むSUP(サップ)の体験受付やカヌーのレンタルも行っているので、ここを拠点に長良川での川遊びも思いっきり楽しめます。さらに、毎月第2日曜には新鮮な地元野菜が並ぶ朝市も開催。ご近所さんから観光客まで、さまざまな人が訪れる注目のスポットです。
&n アンドン
【住所】岐阜市長良45-1
【営業時間】 11:00頃~22:00頃 ※店舗により異なる
【駐車場】あり
【URL】http://and-n.info/
古くからの町家造りの日本家屋が軒を連ねる湊町・玉井町・元浜町。かつて川湊として栄えた風情あるまち並みが残り、「川原町」の総称で親しまれているこのエリアでは、まち歩きのほか、長良川温泉や「ぎふ長良川の鵜飼」なども楽しめます。
近年は趣のある町家を改装した和菓子店やカフェ、パン屋、和食料理屋などの飲食店も続々とオープン。さらに、長良川流域で作られた提灯や竹細工、和紙製品、地酒などが揃うセレクトショップや、岐阜市の伝統文化である和傘をテーマにしたショップなどもあり、外国人旅行客からも人気を集めています。
1300年以上にわたり、脈々と受け継がれてきた「ぎふ長良川の鵜飼」。鵜匠は代々世襲によって継承されてきました。また、織田信長公や徳川家康公をはじめとする時の権力者らから手厚く保護され、生活に根付く文化として守られてきました。現在は国内外から多くの観光客が岐阜市へ鵜飼見学に訪れます。
観覧客は船に乗り、停泊して食事を楽しみます。やがてあたりが暗くなると、合図の花火が打ち上がり、鵜飼がスタート。暗闇の中、篝火が照らし出すのは鵜匠の見事な手縄さばきと、川へと潜って一生懸命に鮎を捕る鵜の姿。クライマックスの総がらみの迫力に観覧船から歓声と拍手が沸き起こります。
伝統文化が息づく幽玄な鵜飼の世界をぜひ、体感してみませんか。
岐阜市鵜飼観覧船事務所
【住所】岐阜市湊町1-2
【電話番号】 058-262-0104
【FAX】 058-264-2061
【URL】https://www.ukai-gifucity.jp/ukai/
長良川うかいミュージアム(岐阜市長良川鵜飼伝承館)
年間を通じて「ぎふ長良川の鵜飼」の魅力に触れられます。常設展示はおもに体感・体験型で、鵜飼の歴史や鵜匠の技、鵜の生態などを、映像や模型などで分かりやすく、楽しく紹介。中でも世界で唯一の絵巻物型スクリーンで観る、ダイナミックな鵜飼の映像は必見です。長良川が一望できる景観ラウンジもあります。
【住所】岐阜市長良51-2
【電話番号】058-210-1555
【営業時間】9:00〜19:00(5/1〜10/15)、 9:00〜17:00(10/16〜4/30)※入館は閉館の30分前まで
【休館日】5/1〜10/15は一部指定日を除いて無休、10/16〜4/30は火曜(祝日の場合は翌平日)、12/29〜1/3
【駐車場】 67台(30分100円/展示室の観覧、カフェやショップの利用で最大90分無料)
【料金】大人500円、小人250円
【URL】 https://www.ukaimuseum.jp/
投稿日:2020.01.22 最終更新日:2020.01.22