路上観察的まち歩き

路上観察的まち歩き
私たちが紹介します!

あんじーあんじー
多治見市出身。岐阜の大学に通う大学生。まちあるき好きが高じて、岐阜市の中心地市街を学生に案内したりなどしている。

どいちゃんどいちゃん
富山市出身。サンビルスタッフとして働きつつ、趣味で絵を描いたりもしている。柳ケ瀬やその周辺のまちが好き。柳ケ瀬のとあるビルで愉快な仲間達とシェアハウス生活をしている。

まちの観察のポイント

ツッコミを入れる!不思議なモノを見つけたら、「ナンデヤネン!」 とつっこんでみよう。

たとえてみる!何か違うものに例えてみたり、擬人化してみよう。いつもと違う視点を得ることができます。

思いを馳せてみる!これは何なのか、どうしてここにあるのか、誰がつくったのか。そのモノの背景に思いを馳せてみよう。

柳ケ瀬のおもしろさ

上にだれかいる?!

岐阜市の姉妹都市イタリア・フィレンツェ市にちなんで東西の入り口に五体ずつイタリア彫刻が設置されている。五体の彫刻は、「平和な街に・開運・繁栄・常に学ぶ姿勢・感謝」を象徴しているらしい。

劇場通りの床にフィルムのタイルが

いつも何気なく歩く道もよくみるとフィルムのモザイクタイルが!芝居小屋や劇場ができてまちがにぎわった歴史がここにも感じられます。

レトロフォントラブ

弥生町通りはレトロ看板の宝庫。各店主の個性が溢れている。お気に入りの看板を見つけてみては。

あんじーの推し壁

誤解を恐れずに言うと、この配管やガスメーターがはりめぐらされた壁に妙な感動を覚えます。人類の技術の高さに驚かされるというかね…。

アクアージュに古地図

急な異国感漂う「アクアージュ」。青いタイルがキュンとくる。実は古い地図が埋め込まれているのは知ってた?現在とは違う様子がうかがえ、昔の岐阜市を想像できる味わい深いスポット。

レンガ通りの多国籍感

靴屋の看板・線香の香り・現地感漂うカレー屋さん…。視覚・臭覚・味覚、それぞれの視点で多国籍を感じられる通り。

ぎふまちのおもしろさ

古いまちなみ

川原町に入ったとき、「あれ?道の雰囲気が違う」と思ったことはない?そう、実はこれ、昔の地道を表現するために整備されたのだ。そうすることでより趣のある景観になっている。

つい歩いてみたくなる小道

川原町通りから一本南に入ると、豊かな自然と蔵に囲まれた癒しの小道が!知る人ぞ知る、風情ある秘密の小道。

鮎がモチーフ

岐阜市内には鮎がモチーフのものがあちこちに存在している。この子もそのうちの一つ。空中で気持ちよさそうに泳いでいる。岐阜公園の北エリアにいるのでぜひ探してみて!

レトロな赤いポスト

パッと目を引くこの赤いポスト。元々あったわけではなく、町並みに調和するよう後に設置したそう。

ロボット水門

正確には「忠節用水分水樋門」と言う。長良川から岐阜市内を流れる忠節用水に取水した水の量を調整するために設置されたそう。キュートな見た目ながらも日々市民の安全を見守っている。

目が合う気がする

前傾姿勢で迫力がありながらも、柔和な微笑みで私たちを見つめる…。なんだか救われる思いがする。

天下布武

岐阜公園内には、信長が掲げた「天下布武」の巨大印判が浮かび上がる!

ピンクの縁が可愛い

まるい窓が目を引くレトロかわいい建物。これは「水の資料館」で、長良川の伏流水を水源として利用された旧水道施設!そしてなんと!外壁は、長良川の河原で拾った石を使っているのである。

ぎふまちのおもしろさ
コラム
岐阜城岐阜といえば金華山。上を目指して登ったり、下から見上げて見ても良いのだが、個人的には横から見るのが大変胸アツ。なんてったって石がめちゃくちゃカッコいいのだ。「いや、ただの石」と思うことなかれ。金華山をつくるのは「チャート」という岩石で、めちゃくちゃ堅く強いヤツなのだ。というのも、放散虫という生物の遺骸が堆積しているから。その堅さは釘でキズつけても欠けないほどで、大昔は火打ち石に使われたのだとか!時の権力者がここに城を造ろうとしたのも納得である。最後に私のおすすめスポットをご紹介。岐阜公園内の信長公居館跡の庭園跡に大きな岩壁があるのは知ってた?ここが、信長がチャートのうねりも美しさが際立つように人工的に整えさせたといわれていて、岩石のロマンにくわえて、信長の美的センスも感じられる最高のスポット!