Visit 04 ／長良川

絵画の色彩世界を表現した、 3隻の高級観覧船長良川鵜飼　小説の世界では、川端康成の「篝火」など長良川を描いた作品が数多くありますが、絵画では岐阜市を代表する画家の加藤東一氏が、「総絡み」という作品を残しています。
その「総絡み」で表現された色彩をテーマカラーにした3隻の高級観覧船が、2022年５月に就航しました。「花篝（はなかがり）」の色のイメージは、橙や緋色などの篝火。また「藍山（あいやま）」は金華山の深い闇や川面の深いブルーを、「白月（しらつき）」は、闇の中に光る青白い月の光を表現しています。
船内は、従来の座敷形式ではなく両側にソファ席を配置。また、食事をする場合や食後に乗船する場合など、用途に合わせてテーブルのレイアウトを変えることができます。調光できる間接照明を使用し、やさしく包み込むような雰囲気を演出していることも特長です。快適さを追求した高級観覧船から眺める鵜飼を、ぜひお楽しみください。