はたらくママの1日密着
仕事も子育ても全力! はたらくママの1日を密着取材しました。
PROFIELE
藤谷 郁美さん(会社員)
東京での生活を経て、2022年1月に地元の岐阜で暮らし始める。同年4月から株式会社JTBコミュニケーションデザインの社員として長良川うかいミュージアムで働く。夫、子どもと3人家族。
6:30
起床、朝の仕度
3人一緒に起床。
子どもの着替えや朝食の準備は、基本的に夫の幹さんが担当。その間に郁美さんは身支度をすませる。3人一緒に食卓を囲むのが、藤谷家のルーティン。休日は長良川の河原にパンやコーヒーを持っていき、朝食を楽しむことが多い。
「心のゆとり」が持てる場所で。
長良川うかいミュージアムで働く藤谷郁美さんは、2歳の子どものお母さんだ。
結婚当初は東京に住んでいたが、出産後しばらくして夫婦の地元である岐阜に移った。その際、新たな生活拠点に選んだのが、長良川から近い現在の住まいである。職場には普段自転車で通うが、長良川プロムナードを40分ほど歩いて出勤する日もあるそうだ。郁美さんの夫は自宅で事業を営んでおり、実家も近い。そのため、子どもが保育園で体調をくずした時でも、誰かが迎えに行くことができる。さらに安心なのが、休日保育や病児保育の制度が充実していること。「私は土日に出勤することも多いので、本当に助かっています」と郁美さんは話す。
長良川うかいミュージアムでは、マルシェやコンサートなど自主事業の企画・運営を担当している郁美さん。昼間、仕事に集中することが、子育てにもプラスになっているという。「子育てのことで少しでも気になることがあると、ついそのことばかり考えがちです。でも今は、昼間は仕事に集中しているので、小さな悩みに引っ張られることがありません。家に帰ってきたら全力で子どもに愛情を注ぐことができ、良い切り替えができていると思います」。子育てをする場所としての岐阜の魅力は、心のゆとりが持てることだと郁美さんは言う。職場や保育園が近いので余裕を持って生活でき、まわりには安心して頼れる人がいる。長良川プロムナードを歩いて帰る時、美しい夕焼けを見ながら、「こういう環境で子育てや仕事ができて本当に幸せだな」と感じるそうだ。
8:15
保育園に送る
8時頃に家を出発し、自転車で保育園に向かう。
8時15分に保育園着。そこから郁美さんの勤め先「長良川うかいミュージアム」までは7分ほど。このコンパクトな距離感が、日々の暮らしやすさにつながっている。
8:30
お仕事スタート!
「長良川うかいミュージアム」で、自主事業の企画・運営を担当している。中国語が堪能で中国語の観光通訳をしていたこともある郁美さんは、中国からのお客さんが来た際に中国語で館内説明をすることもある。
長良川うかいミュージアム
長良川うかいミュージアムは1300年以上の長きにわたり受け継がれてきた、岐阜市を代表する伝統文化である「ぎふ長良川の鵜飼」の歴史や技術、醍醐味など奥深い世界を「護(まも)り」「伝え」「広める」施設として、平成24年8月1日にオープンしました。開催時期の限られている「長良川の鵜飼」について、鵜飼のオフシーズンにもその魅力を発信します。
- 住所
岐阜市長良51番地2 - お問い合わせ
058-210-1555
18:00
保育園にお迎え
17時30分に仕事が終わり、保育園にお迎え。
気候が良い時期は歩いて出勤することもあり、そういう時は長良川プロムナードをゆっくりと歩く。「毎日地下鉄で移動をしていた東京時代に比べると、本当にストレスのない生活です」。
18:30
夕食
家に着いたらさっそく夕食。
実は前日の夜にほとんど準備ができていて、お料理をあたためて盛り付けたら、すぐに食べ始めることができる。
19:30 お風呂
20:30 寝かしつけ
夕食が終わったら子どもをお風呂に入れて、寝かしつける。すやすやと眠る姿を見るのが、親にとって一番気持ちが安らぐ瞬間。 今日はどんな夢を見るのかな?
21:00~23:00
リラックスタイム・就寝
この日最後の仕事は、次の日の夕食準備。一緒に料理をしながら、今日の出来事を話す。こういう時間を持つことが、夫婦円満の秘訣かもしれない。
ここまでノンストップだったお二人に、ようやく落ち着ける時間が。就寝までの間、本を読んだりテレビを見たり好きなことをして過ごす。
投稿日:2024.02.21 最終更新日:2024.03.07